なぜタンパク質は血液から組織へ漏れ出さないのか
タンパク質が血管から漏れ出さない理由
血管壁には非常に小さな孔(毛細血管の内皮細胞間隙)があり、水や酸素、ブドウ糖といった小分子しか通過できません。タンパク質はこれらの分子に比べてはるかに大きいため、孔を通り抜けることができません。
この仕組みは、タンパク質が血管外へ漏れ出して組織に蓄積することを防ぎ、むくみや炎症といった問題を回避する上で重要です。
また、薬剤の投与方法にも影響します。分子量が大きく血管の孔を通過できない薬は、静脈注射ではなく筋肉注射や経口投与など、別の投与経路が必要になります。
