深部静脈血栓症(DVT)の症状を見分ける方法

深部静脈血栓症(DVT)とは

深部静脈血栓症は、体の深い静脈内で血栓(血の塊)が形成され、血流が阻害されたり、肺へ流れ込む危険性がある、生命を脅かす状態です。主に足やふくらはぎなど下肢に発生しますが、太もも、骨盤、腕にできることもあります。

血栓は、長時間のベッド安静、手術後、骨折・心筋梗塞・脳卒中などの長期疾患からの回復期間に、血液が静脈内に滞留し凝固因子が活性化されることで起こります。40歳以上の男女に多く見られ、男性の方がやや頻度が高いです。血栓が肺や心臓、他の臓器に流れると塞栓症を起こし、重大な合併症につながります。

症状のチェックリスト

  1. 手術や外傷、長時間のベッド安静後に、脚の圧痛や腫れがないか注意深く観察してください。触れると痛みを感じることが多いです。

  2. 圧痛部位の皮膚が温かく感じますか?手で温度を確かめると、血液がたまっていることが分かります。また、赤みが出ることもあります。

  3. 歩行時に痛みやチクチク感があるか確認してください。体重がかかると痛みが増し、座って圧が取れてもすぐに消えません。

  4. 脚を上げて足首を曲げたり回すときに痛みが出たら、すぐに医師に相談しましょう。これはむくみ(浮腫)と間違えやすいですが、血栓による腫れは緊急の対応が必要です。

  5. 体温を測ってみてください。血栓が伴うと発熱することがあります。

注意点

上記の症状が一つでも当てはまる場合は、早めに医療機関で診断を受けることが重要です。放置すると肺塞栓症など致命的な合併症を引き起こす恐れがあります。

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