骨折後にできるバンプ(骨痂)とは?

骨痂(こっか)とは

骨折後に骨の周囲にできる腫れ状の組織は「骨痂(コールス)」と呼ばれます。これは新しい骨組織が集まって形成された塊で、骨の修復を支える重要な役割を果たします。

形成の流れ

骨折後数日以内に骨痂の形成が始まり、数週間にわたって成長します。主に以下の細胞が関与します。

  • 骨芽細胞(オステオブラスト):新しい骨基質を作り出す。
  • 骨細胞(オステオサイト):成熟した骨細胞で、骨の維持に関与。
  • 軟骨芽細胞(コンドロブラスト):軟骨を産生し、骨と軟骨の橋渡しを行う。

骨痂の役割

骨痂は骨折部位を安定させ、外部からの衝撃やさらなる損傷から保護します。また、血管や神経が新たに伸び込むための通路となり、骨の完全な治癒に不可欠です。

サイズの違い

骨痂の大きさは骨折の程度に依存します。軽度の骨折では小さな骨痂、重度の骨折では大きな骨痂が形成されます。子どもの骨は成長中のため、成人に比べて比較的大きく見えることが多いです。

治癒後の変化と注意点

多くの場合、骨が完全に再生すると骨痂は徐々に吸収されます。しかし、骨痂が残存したり、時間とともに拡大する場合は、治癒過程に問題がある可能性があります。その際は医師の診察が必要です。

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