子どもの頭部外傷:種類・症状・対処法と予防策

頭部外傷は、頭に起こる軽度の外傷全般を指します。自動車事故や転倒、児童虐待などが原因で、子どもに頻繁に起こります。

外傷の種類

  • 内部外傷:頭蓋骨や血管、脳に損傷が及ぶ可能性があり、生命に関わることがあります。
  • 外部外傷:頭皮や頭部表面の損傷で、内部への影響は少ないですが注意が必要です。

主な症状

  • 顔や頭部からの出血、鼻血・耳血
  • 頭痛、嘔吐、言語障害(発語が不明瞭)
  • 意識消失、呼吸停止、混乱、バランス感覚の喪失
  • 四肢の脱力、痙攣

搬送前の応急処置

  • 救急隊が到着するまで、子どもをできるだけ動かさず安静に保ちます。
  • 出血がある場合は、清潔なガーゼや布で圧迫止血します。
  • 出血している傷を洗浄したり、刺さっている異物を抜いたりしないでください。

入院が必要なケース

  • 意識消失や脳震盪が疑われるとき
  • 言語・視覚障害、激しい嘔吐、痙攣があるとき
  • 頭蓋骨骨折や長時間の混乱が認められるとき

上記の症状が見られた場合は、速やかに医療機関での評価・入院が必要です。退院後は数時間ごとに呼吸や体調の変化を観察し、異常があれば再度受診してください。

予防策

  • 家庭内の危険物を除去し、子どもが安全に遊べる環境を整える(チャイルドプルーフ)
  • 自転車やスケートをする際はヘルメットやプロテクターを着用させる
  • 自動車に乗るときは必ずシートベルトを着用させ、チャイルドシートを正しく使用する

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