骨折の「整復」とは何か、なぜ骨を固定するのか?
骨折の整復(リダクション)とは
骨折した骨を元の位置に戻すことを「整復(リダクション)」と呼びます。整復は、骨片を解剖学的・生理学的に正しい位置関係に戻す作業であり、これにより骨の長さや形状が「減少」したように見えることから、英語の "reduction"(減少)という語が医学用語として使われています。
整復の目的
骨がずれたり、ずれた状態(脱臼・転位)になると、周囲の軟部組織や血管・神経が損傷しやすく、また骨の癒合(くっつくこと)も妨げられます。整復により、骨片を正しい位置に戻すことで、解剖学的構造を復元し、正常な治癒環境を整えることができます。
医学用語での "reduction" は、脱臼・転位・突出・ねじれ・変形・ヘルニアなど、正常な位置から外れた組織や臓器を元の位置に戻すこと全般を指します。
