メチルB12とシアノコバラミンB12の違いと選び方

ビタミンB12はコバラミンと呼ばれる化合物群の一つで、血中のヘモグロビンと構造が似ています。欠乏すると貧血を引き起こし、長年貧血治療に利用されてきました。シアノコバラミンが唯一の形態として使用されていましたが、1990年代にメチルコバラミンが発見されました。

シアノコバラミン(シアノビタミンB12)

シアノコバラミンはエネルギー代謝を高め、代謝機能を改善します。また、記憶や学習に関与する神経伝達物質アセチルコリンの合成に関わり、ビタミンB6や葉酸と併せてホモシステイン濃度を調整し心血管を保護します。ベジタリアンの食事で不足しがちなB12を補うサプリとして有用です。

メチルコバラミン(メチルビタミンB12)

メチルコバラミンは主に神経系の健康維持に用いられ、パーキンソン病やアルツハイマー病、慢性疲労症候群に効果が期待されています。『Journal of Internal Medicine』の臨床研究では、多発性硬化症の一部症状緩和にも有用と報告されています。

選択時のポイント

  • シアノコバラミンは価格が安く入手しやすい一方、体内で肝臓がメチルコバラミンに変換する必要があります。
  • メチルコバラミンは変換過程が不要なため、摂取後すぐに活性型として働き、効果が高いとされています。

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