認知症の認知機能改善
大切な人が認知症と診断された、あるいは認知症の兆候が見られる場合でも、希望を失わないでください。認知症は根本的な治療法がありませんが、MedlinePlusによると、進行を遅らせ、特に初期段階で認知機能を改善できる対策があります。薬物療法と非薬物療法の両方が効果的です。
症状の見分け方
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認知症は単独の疾患ではなく、知的・社会的機能の深刻な障害を示す症状群です(Mayo Clinic)。記憶障害だけでは認知症とは言えず、言語障害、日常作業の遂行困難、判断力低下、時間・場所の混乱、気分・性格の変化、やる気の喪失などが併存する必要があります。
非薬物療法
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UCLAのGary W. Small教授によると、認知症が初期段階であれば、記憶再訓練や現実指向療法が有益です。また、感情志向の心理療法(「楽しい出来事」や「回想」療法)や、芸術・表現活動、運動・ダンスといった刺激志向の治療も効果が期待できます。
ただし、これらの療法は非常に軽度の症状に限られることが多く、症状が進んでいる場合は記憶再訓練がフラストレーションを招くことがあります。患者支援グループも同様に、軽度の患者に限って有効です。
薬物療法
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認知機能を一時的に改善する薬はありますが、必ず医師の指導の下で使用してください。薬剤間の相互作用をチェックする必要があります。
アルツハイマー病患者向けに開発された4つの薬が、他の認知症患者にも有効とされています。コリンエステラーゼ阻害薬(ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン)とNMDA受容体拮抗薬のメマンチンです。前者は判断と記憶に関わる脳内化学物質のレベルを上げ、メマンチンは過剰なグルタミン酸活性を調整します。メマンチンとコリンエステラーゼ阻害薬の併用でより良い効果が得られるケースも報告されています。
代替医療として、銀杏(イチョウ)やクロムピコリネートのサプリメントが認知機能改善に寄与すると報告されていますが、使用前に必ず医師に相談してください。
早期に適切な対策を講じることで、認知症の進行を遅らせ、生活の質を保つことが可能です。ご家族や介護者は、医療専門家と連携しながら最適なケアプランを検討してください。
