アキレス腱の怪我から回復する方法
はじめに
アキレス腱はかかとのすぐ上、足首の裏側にある太い腱で、走行時やジャンプ時に大きな負荷がかかります。ランニングによる怪我の約11%はアキレス腱炎が原因とされています。スポーツや日常生活で頻繁に使うため、過度な摩擦や不適切な靴が原因で炎症や断裂が起こりやすいです。
回復の手順
症状を確認する
アキレス腱の痛みは足首の後ろ側に現れ、捻ったり動かすと痛みや腫れが出ます。完全に断裂している場合は歩行が困難になり、跛行(はこう)して足に重さをかけたくなくなります。
靴を見直す
靴がきつすぎたり、ヒール部分が高すぎるとアキレス腱に余計な圧迫がかかります。足に合ったサイズで、かかと部分に十分な余裕とクッション性がある靴を選びましょう。必要に応じて、ヒールの高さが低めで、後部にパッドが付いたモデルがおすすめです。
冷却で炎症を抑える
氷嚢や氷水に足を浸すことで、炎症と痛みを和らげます。15〜20分を目安に、1日数回行うと効果的です。
十分な休養と睡眠を取る
硬いマットレスや枕で足首を支え、寝るときは足首の下に小さなクッションを置くと楽になります。無理に歩いたり走ったりせず、腱に負担をかけないようにしましょう。
医師の診察を受ける
断裂が疑われる場合は整形外科でレントゲンやMRI検査を受け、手術や理学療法が必要かどうか判断してもらいます。手術後は専門のリハビリテーションが不可欠です。
適切なリハビリを続ける
医師の許可が出たら、アキレス腱に負担をかけない運動から始めます。サイクリングや水泳は足首への衝撃が少なく、筋力維持に有効です。段階的に負荷を上げ、再び走る前に十分なストレッチと筋力強化を行いましょう。
