足首骨折の回復と予後

原因

足首は脛骨(すねの骨)、腓骨(側面の小さな骨)、そして距骨(足の骨)の3つの骨で構成されています。これらのいずれかが、足首をひねったり、捻ったり、強く回転させたときに骨折します。また、交通事故などの強い衝撃でも骨折が起こります。

症状

足首骨折の主な症状は、激しいまたは鈍い痛み、腫れ、青あざ、骨が皮膚から突き出た開放創、体重をかけたときの痛み、圧痛、そして形状の変形です。

受診の目安

骨折が疑われる場合は、できるだけ早く整形外科や足・足関節専門医を受診してください。レントゲン撮影で骨折部位と予後が確認されます。医師の診察までの応急処置として、米国足・足関節医師会が推奨する「R.I.C.E.」法を実践しましょう。

  • Rest(安静):患部に体重をかけない。
  • Ice(冷却):腫れと痛みを抑えるために氷で冷やす。
  • Compression(圧迫):弾性包帯で足首を巻き、腫れを防止。
  • Elevation(挙上):足を股関節より高く保ち、血流を助ける。

単純骨折(クリーンブレーク)の予後

骨がずれず、亀裂や小さな欠片だけの場合は「単純骨折」と呼ばれます。通常、6週間程度の固定が必要です。固定方法は、短足ギプスや足首に装着できるベルクロ式ブレースなどがあります。ブレースは入浴時に外すことができ、治癒状況は定期的にレントゲンで確認します。ほとんどの場合、適切な治療を受ければ後遺症なく回復します。

転位骨折の予後と治療

骨がずれている「転位骨折」では、足首が不安定になり歩行が困難です。治療はより複雑で、手術が必要になることがあります。手術では金属棒、プレート、スクリューなどで骨を固定します。米国整形外科医会によれば、術後6週間は体重負荷を禁止し、その後は可撤式ブレースで保護しながら回復させます。治癒状況はレントゲンで随時確認し、必要に応じてブレースやギプスの使用期間を延長します。キャスト除去後は、数か月間の理学療法で筋力と柔軟性を取り戻すことが推奨されます。

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