過食症(ブルミア)は悪いことなのでしょうか?
背景
摂食障害は性別や年齢に関係なく発症します。過食症(ブルミア)は深刻な疾患で、治療せずに放置すると脱水、心不全、歯の腐食、最悪の場合は死亡に至ることがあります。
統計と概要
国際摂食障害協会(ANAD)によると、約2400万人の摂食障害患者のうち、10〜15%が男性です。過食症患者は高カロリーの食事を大量に摂取し、1回の過食で3000〜5000キロカロリーを摂ることもあります。その後、体重増加を防ぐために嘔吐、過度の運動、下剤や利尿剤の使用などで排除行為を行います。
症状とサイン
過食症は食べ物に対する制御感覚の欠如が特徴です。大量に食べた後、トイレで嘔吐したり、激しい運動をしたりします。身体的サインとしては、頬が膨らむ、歯が変色する、手にコールスや傷ができるなどがあります。体重は必ずしも低くはなく、むしろ変動することが多いです。
健康への影響
過食症は体重減少をもたらさないことが多いですが、命に関わる合併症を引き起こす可能性があります。心臓疾患、重度の歯の腐食・歯周病、消化器系の問題、不安やうつ、脱水による腎不全などが報告されています。過食症患者の死亡率は約3.9%とされています。
治療法
摂食障害を抱える人のうち、実際に治療を受けるのは約10%にすぎません。医師は身体検査、血液・尿検査、X線や心電図などで身体的影響を評価し、心理的評価も行います。重症例は入院が必要な場合がありますが、多くは外来や専門施設で治療されます。主な治療は、正常な食習慣を取り戻すための栄養指導と、認知行動療法などの心理療法です。
