蒸気やけどの家庭でできる対処法
表面的な火傷の見分け方
蒸気やけどのうち、表面に留まる軽いものは直径1インチ(約2.5cm)程度で、赤みがあり軽い水泡ができることがあります。痛みだけでなく、感覚がなくなっている場合は神経が損傷している可能性があるため、すぐに医師の診察を受けてください。暗赤色、白色、広範囲にわたるやけどは深刻なサインですので、速やかに救急医療を受けましょう。
冷水での処置
軽度のやけどに冷水を使うかは議論がありますが、メイヨークリニックは「10〜15分間、低水圧の流水で冷やす」ことを推奨しています。冷水は炎症を抑え、組織の損傷が広がるのを防ぎます。処置後はやけど部位をしっかり乾かし、ゆるめの包帯で保護してください。
重曹(ベーキングソーダ)
重曹ペーストは痛みを和らげ、ダメージを軽減します。作り方は、重曹小さじ3に対し水小さじ1を混ぜ、やけど部位に塗布して清潔な包帯でゆるく巻きます。さらに、温かい(熱くない)湯に重曹を1/4〜1/2カップ加えて浸かる「重曹バス」も有効です。
アロエベラ
アロエベラクリームはやけどの鎮静に効果的です。少量をやけどに優しく塗り込みます。アロエベラ入りの保湿剤でも代用は可能ですが、やけど専用クリームほどの効果は期待できません。
よくある誤解
・牛乳は冷たさが主な効果で、実際の鎮痛作用はありません。冷水と同等の効果しかありません。
・歯磨き粉は使用しないでください。逆に刺激が強く、症状を悪化させます。
・やけどで衣服が皮膚にくっついた場合は、無理に剥がさずそのまま救急へ向かいましょう。衣服を取り除くと二次的な損傷が起こる恐れがあります。
