なぜ人は発熱時に消毒用アルコールを使おうとするのか?
消毒用アルコール(エタノール)は、発熱の治療に使用すべきではありません。皮膚に塗布すると一時的に冷感を覚えますが、体の中心温度を下げる効果はほとんどなく、むしろ中毒症状(頭痛、吐き気、意識混濁、最悪の場合死に至る)を引き起こす危険があります。
このように、発熱時にアルコールを使うというのは根拠のない迷信です。特に子どもに使用すると、皮膚からアルコールが吸収されやすく、重篤な健康被害を招く可能性があります。
発熱時の安全な対処法
- 医師に相談し、適切な診断と治療を受ける。
- 医師の指示に従い、アセトアミノフェンやイブプロフェン(6か月以上の乳児・子ども・成人)を服用する。
- 十分な水分を摂取させ、脱水を防ぐ。
- ぬるま湯でのスポンジ拭きや、額に冷たい湿布を当てて体温を下げる。
- 安静にさせ、軽装で過ごさせることで熱の放散を助ける。
以上の方法を守り、決して消毒用アルコールで熱を下げようとしないでください。
