全層火傷(3度火傷)の症状とは
全層火傷(3度火傷)の主な症状
全層火傷は皮膚の全層が損傷した最も重度の火傷で、即座の医療処置が必要です。代表的な症状は以下の通りです。
1. 炭化・ワックス状の皮膚:皮膚が黒く焦げたように見えるか、光沢のあるワックス状になることがあります。
2. 深部水疱:透明または血液が入った深い水疱が形成されます。
3. 感覚の喪失:神経終末が損傷するため、感覚が低下したり全く感じなくなったりします。
4. 痛み:通常は激しい痛みが伴いますが、神経障害が進行すると痛みが鈍くなることがあります。
5. 腫脹:患部が腫れ、浮腫が見られます。
6. 出血:血管が損傷し、出血が起こることがあります。
7. 壊死組織(エスカー)の形成:厚くて皮革のような死んだ組織が表面にできることがあります。
8. 筋肉・腱・骨の露出:重症例では、皮膚を超えて筋肉や腱、さらには骨まで露出することがあります。
9. 全身症状:脱水、電解質異常、感染、ショックなど、全身的な合併症が生じやすくなります。
全層火傷は迅速な医療介入が不可欠です。疑わしい場合はすぐに専門医に相談してください。
