大動脈血栓のサインと症状
息切れ
健康な大動脈は伸縮し血流に合わせて拡張・収縮しますが、血栓や狭窄が起きると心臓は余分に血液を送り出さなければなりません。その結果、息切れが現れます。最初は運動後に感じる程度ですが、血栓が進行すると安静時でも呼吸困難を感じることがあります。
胸痛
血栓が進行すると胸部に圧迫感や痛み(狭心症様)が生じます。多くは運動後に現れますが、症状が重くなると安静時にも痛みが続くことがあります。
その他の症状
心拍が速くなる、鼓動が強く感じられることがあります。また、片側の脚(特にふくらはぎ)に痛みや静脈瘤が見られる場合も血栓のサインです。
重症度
大動脈血栓の疑いがある場合は、直ちに医師の診察を受けてください。症状が出た時点で病状は進行している可能性が高く、早急な治療が必要です。
ペットにおける大動脈血栓
大動脈血栓(大動脈血栓塞栓症)は人間だけでなく、特に猫に多く見られます。血栓が血管内を移動し、後肢の血流を遮断します。症状としては後肢の引きずり、呼吸困難、過呼吸、後肢の冷感や青紫色変化があります。これらの症状が見られたら、すぐに獣医師に相談してください。
