心臓と不整脈
安静時の成人の心拍は平均約75回/分で、1分間に約5リットルの血液を全身に送り出します。心拍は洞房結節という重要な電気的ノードで厳密に制御されていますが、このノードが機能不全を起こすと、リズムが乱れます。これを不整脈と呼びます。
上室性不整脈の概要
心臓は左右の心房と心室の4つの部屋からなり、主に心筋で構成されています。上室性不整脈は心房(心室の上部)で起こる不整脈で、洞房結節の異常が原因です。
有病率
米国心臓協会によると、約220万人の米国人が心房性不整脈に伴う異常心拍数を抱えていると推定されています。心筋梗塞や加齢はリスクを高めます。
症状
心拍が遅すぎる(徐脈)場合は疲労感や脱力感を感じ、逆に速すぎる(頻脈)場合はめまいと強く速い脈拍が現れます。
死亡率
多くの不整脈は軽度で致命的ではありませんが、放置すると心室細動につながる恐れがあります。心室細動は心臓が微弱かつ不規則に拍動し、数分以内に脳死に至ることがあります。
治療法
上室性不整脈の標準的な治療には、ベータ遮断薬やカルシウム拮抗薬、必要に応じた人工ペースメーカーの装着が含まれます。
