葉塩素血症とは?
葉塩素血症の概要
葉塩素血症は、主に乳幼児や小児に発症するまれで攻撃的な白血病です。未熟な白血球(リンパ芽球)が血液や骨髄に過剰に増殖・蓄積し、免疫機能を阻害します。急性骨髄性白血病(AML)の一種と位置付けられ、骨髄分化を伴う急性リンパ性白血病(ALL)とも呼ばれることがあります。
主な症状
症状は個人差がありますが、代表的なものは以下の通りです。
- 貧血による蒼白
- 酸素運搬能低下による倦怠感・疲労感
- 血小板減少による出血傾向(あざや出血が起こりやすい)
- 骨髄への浸潤による骨・関節痛
- 首・腋窩・鼠径部のリンパ節腫脹
- 肝臓・脾臓の腫大(肝脾腫)
- 免疫低下による感染症のリスク増大
- 食欲不振や原因不明の体重減少
- 中枢神経系への浸潤がある場合は頭痛、けいれん、行動変化などの神経症状
治療法
治療は主に集中化学療法で、場合によっては放射線療法を併用します。特定のケースでは、幹細胞移植(骨髄移植)も検討されます。早期発見と迅速な治療開始が予後改善の鍵となります。
予後と生活指導
近年の治療技術の進歩により、生存率は向上しています。定期的な健康診断やバランスの取れた生活習慣は、白血病全般のリスク低減に寄与します。
