休日にインスリンポンプの設定を調整する方法

1型糖尿病を管理している方は、年末年始の睡眠パターンや運動スケジュールの変化、特別な食事が血糖値に影響しやすく、80〜120 mg/dL の標準範囲を保つのが難しくなります。インスリンポンプは、外出先でもインスリン投与を調整でき、休日の甘いものや高炭水化物の食事に対応するのに便利です。また、活動量の増減に合わせてベーシックレート(基礎インスリン)を簡単に変更できます。本記事は Minimed Paradigm ポンプを例にしていますが、使用機種の取扱説明書を確認し、医師の指示のもと設定を変更してください。

必要なもの

  • インスリンポンプ
  • インスリンポンプの取扱説明書

手順

活動に合わせてベーシックレートを調整する

  1. ACT ボタンを押してメインメニューを開く。
  2. 「basal」メニューまでスクロールし、ACT を押す。
  3. 「set/edit temp basal」を選択し、ACT を押す。
  4. 活動に合わせてベーシックレートを下げる。例:アイススケートなら通常の 80% に設定。下矢印で減らし、ACT を押す。
  5. 一時的ベーシックの有効時間を設定する。スケートが 1 時間なら 1 時間、運動後の血糖変動を考慮して余分に 1〜2 時間追加してもよい。矢印で時間を設定し、ACT を押す。

大きな食事のためにボーラス(インスリン)を設定する

  1. 「bolus」メニューを開き、スクロールして「dual/square」まで進み、ACT で「dual wave bolus」設定を探す。
  2. 「on」を選択し、ACT。メニューを終了する。
  3. 摂取予定の炭水化物量を計算し、B ボタンで「set bolus」を選択、ACT。
  4. 「bolus」画面で「dual wave bolus」を選び、ACT。その後、食事に必要なインスリン量を入力。例:炭水化物 60g、1U/15g の比率なら 4U 入力。ACT。
  5. 次の画面で即時投与量と時間経過での投与量が表示される。比率は「50-50」のままか変更できる。ACT。続いて「square duration」画面で、テーブルにいる時間を設定(例:1:00)。矢印で設定し、ACT。

特別なシチュエーション

  1. 時間をかけて投与する「square wave bolus」を使用するには、bolus メニューで「dual/square bolus」を選び、on にして ACT。メニューを閉じる。
  2. パーティで食べる予定の量を見積もり、B ボタンで「set bolus」→ACT。画面で「bolus type」から「square wave bolus」を選択し、ACT。
  3. 必要なインスリン量を計算し、上矢印で入力、ACT。
  4. 「square duration」画面で、スナックする時間を上矢印で設定し、ACT。
  5. ポンプに入力した情報と実際の食事量が合うようにし、過剰インスリン投与を防ぐ。

設定変更の際は必ず取扱説明書を参照し、医師や糖尿病教育士の指導を受けてください。

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