多発性硬化症(MS)における社会保障制度と障害給付

多発性硬化症(MS)では、免疫系が神経を保護するミエリン鞘を攻撃・破壊します。その結果、視力低下、バランス障害、協調運動障害、四肢のしびれや筋力低下、めまい、疲労感など、さまざまな症状が現れます。症状は波状的に出現・消失することが多いです。

社会保障障害保険(SSDI)

社会保障障害保険(SSDI)は、MSなどの医療条件により1年以上働くことができなくなった人に対し、障害年金を支給します。受給資格を得るには、過去に一定期間以上の納税実績(働いた期間)が必要です。

補足的障害保険(SSI)

補足的障害保険(SSI)は、働くことはできないが、SSDIの受給要件を満たすだけの就労歴がない人に対し、所得補助を提供します。受給には、所得や資産が一定基準以下であることが条件です。

多発性硬化症の障害認定

すべてのMS患者が障害認定を受けられるわけではありません。症状が軽度で働き続けられる人も多く、社会保障局は運動機能障害、視覚障害、認知機能障害など、具体的な症状の程度を評価して判定します。

メディケア

MSで社会保障障害保険(SSDI)を受給している人は、受給開始から24か月後にメディケア(米国の高齢者・障害者向け医療保険)の対象となります。

申請方法

SSDIまたはSSIの申請は、最寄りの社会保障事務所に直接出向くか、電話(1‑800‑772‑1213)で手続きを行う、あるいはオンライン(www.ssa.gov)で開始できます。

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