慢性アルコール依存症が肝臓にもたらす変化とは?
慢性アルコール依存症が肝臓にもたらす主な変化
慢性的な過度の飲酒は肝臓に深刻なダメージを与えます。代表的な変化は次のとおりです。
1. 脂肪肝(Steatosis)
肝細胞に脂肪が蓄積する最初の段階です。飲酒をやめればほとんどの場合、元の状態に回復します。
2. アルコール性肝炎
アルコールによる肝臓の炎症です。肝細胞が損傷し、瘢痕化や肝不全へと進行する可能性があります。
3. 肝硬変
肝細胞が壊死し、瘢痕組織に置き換わる最も重篤な段階です。不可逆的で、肝不全や死亡リスクが高まります。
4. 肝臓がん
アルコールは肝臓がんの発症リスクを高めます。米国ではがん死因の第3位です。
その他の合併症
慢性アルコール依存は以下の疾患リスクも増大させます。
- 栄養不良
- 膵炎
- 心疾患
- 脳卒中
- 糖尿病
- 各種がん
- 精神疾患
飲酒量が心配な場合は、早めに医師に相談しましょう。
