耳の痛みを和らげるハーブ療法

診断と治療

耳の痛みが続く場合は、まず医師の診察を受けましょう。耳鏡で耳・鼻・喉を確認し、感染症の有無や原因を特定します。細菌性の中耳炎が疑われる場合は、早期に抗生物質で治療し、聴力障害を防ぎます。医師の指示通りに薬を最後まで服用してください。

セイヨウハッカ(セントジョンズワート)

抗ウイルス・抗菌作用と抗炎症作用があり、特に中耳炎による耳痛に有効とされています。成人はカプセル300 mgを1日3回、症状がなくなるまで服用します。お茶にする場合は、乾燥葉2〜4 小さじを湯1カップに10分浸し、1日4回飲みます。

副作用として胃腸障害、皮膚発疹、頭痛、めまい、光過敏などがあります。双極性障害、妊娠・授乳中の使用は避けてください。また、抗うつ薬や抗ヒスタミン薬、抗凝固薬、免疫抑制剤、経口避妊薬など多くの薬剤と相互作用するため、服用前に医師に相談してください。

にんにく

にんにくに含まれるアリシンは抗ウイルス・抗菌作用があり、風邪やそれに伴う耳痛の回復を助けます。成人は1日600 mg〜1,200 mgのカプセルを数回に分けて服用し、または生にんにく2〜4片を日々摂取します。

アスピリン、プラビックス、インドメタシン、ジピリダモール、ワルファリンなどと相互作用する可能性があります。生にんにくは口臭の原因になることがあります。

ゴールデンシール(ホップ)

ベラルリンを含み、細菌を除去するため、耳の内部感染に有効です。オリーブオイルに2〜3滴のゴールデンシールエキスを混ぜ、1日1〜2回、2〜3滴を耳に入れます。子どもはカプセル160 mgを1日3回、成人は500 mg〜2,000 mgを1日3回服用します。

高血圧、妊娠・授乳中の使用は避け、皮膚・口腔の刺激、胃腸障害、光過敏が報告されています。テトラサイクリン系抗生物質との相互作用もあるため、医師に相談してください。

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