耳垢の除去と安全な方法

安全性

耳垢が詰まっていると疑っても、医師の診察なしでは過剰な耳垢かどうかは分かりません。安全に除去するためには、まず詰まりがあることを確認することが重要です。

綿棒や爪楊枝などの物を耳に入れて取り除こうとしないでください。耳垢は奥へ押し込まれ、さらに詰まります。

米国食品医薬品局(FDA)は、耳キャンドルの使用を推奨していません。耳道の長さや形は人それぞれで、キャンドルを深く入れると鼓膜を損傷する恐れがあります。

自宅での処置後に耳の詰まりが悪化したり、痛み、めまい、耳鳴りが生じた場合は、速やかに医師の診察を受けてください。

糖尿病、抗凝固薬服用、鼓膜穿孔、耳管、急性の耳感染、耳からの滲出液がある場合は、自己処置は禁じられます。必ず医師に相談してください。

除去前の準備

耳垢が硬くなっている場合は、まず柔らかくすることが大切です。市販のグリセリン入り耳垢除去用ドロップや、以下の自家製液を使用できます。

  • 温水1カップに重曹大さじ1を混ぜる。
  • 温水1/2カップに過酸化水素1/4カップを混ぜる。

スポイトで1回につき2〜3滴を、1日2〜3回、最大1週間使用してください。必ず室温または体温に温めたものを使用し、冷たい液は耳に痛みを与えます。

除去方法

米国耳鼻咽喉科学会は、家庭での耳垢除去には耳洗浄(シリンジによる灌流)を推奨しています。市販の灌流キットやバルブ付きシリンジを使用し、温かい体温の水で耳道のワックスを洗い流します。

シリンジがない場合は、シャワー中に温水をカップで耳に注ぎ、頭を傾けて水を排出します。シャワーヘッドを直接耳に当てないよう注意してください。水圧は安全な範囲に留め、1日1回、最大1週間行います。

予防策

自宅での除去は、ドロップで1日柔らかくした後、4〜6か月に1回の灌流を行うと耳垢の蓄積を防げます。さらに、耳鼻科医による専門的なクリーニングを6〜12か月に1回受けることも推奨されます。

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