子どもの体重が低いときの原因と対策
小児科医は、年に1回の健康診査で子どもの体重と身長を測定し、標準体重と比較したチャートを保護者に提供します。このチャートで、成長が遅れているかどうかが一目で分かります。
授乳に関する問題
母乳で育てている赤ちゃんが生後1か月で体重が増えない、または減少している場合、十分な母乳が得られていない可能性があります。新生児は、母親のミルク分泌が安定すると、1週間に約150〜200 ml(5〜7オンス)体重が増えるのが目安です。母乳量が足りないと感じたら、小児科医や授乳指導士に相談し、適切なサポートを受けましょう。
摂食障害
思春期前後の子どもで体重が極端に低い場合、意図的に食事を制限したり、食後に嘔吐したりしている可能性があります。摂食障害(神経性無食欲症や過食症)は、特にティーンエイジャーに多く見られ、米国の子どもの約1〜2%が何らかの問題を抱えているとされています。早期に専門医の診断とカウンセリングを受けることが重要です。
児童虐待・ネグレクト
体重が著しく低いことは、虐待や放置のサインでもあります。虐待を受けている子どもは、発達遅滞や行動問題を示すことが多く、周囲の大人が無関心に見えることがあります。疑いがある場合は、速やかに警察や児童相談所へ通報してください。
その他の疾患
低体重は、さまざまな病気の兆候でもあります。糖尿病、嚢胞性線維症、慢性感染症、先天性心疾患などがある子どもは、年齢相応の体重に達しにくいことがあります。定期的な検診で基礎疾患の有無を確認し、必要に応じて専門医の診察を受けましょう。
