緑内障治療薬がもたらすまつげの成長効果
米国国立緑内障研究所によると、40歳以上の約220万人が緑内障を患っており、そのうち12万人が失明しています。緑内障の治療薬の中には、まつげを濃く・長くする副作用が報告されています。
緑内障とは
- 視神経(眼から脳へ情報を伝える神経繊維の束)を損傷する一連の眼疾患です。
治療法
- 失われた視力は回復しませんが、薬物療法や手術で進行を遅らせることができます。主な目的は眼圧を下げ、視神経へのダメージを抑えることです。
- 代表的な薬剤は0.03%のビマトプロスト点眼液「ルミガン(Lumigan)」で、眼圧上昇を抑制します。
副作用
- ルミガン使用者の一部で、まつげが太く、濃く、長くなることが確認されています。
- ヘーゼル色の瞳の人では虹彩の色素沈着が進み、目の色やまぶたの皮膚が永久に暗くなることがあります。
- その他の副作用として、目の乾燥、炎症、かゆみが報告されています。
新たな発見
- まつげ成長効果が判明したことを受け、カリフォルニア州アーバインの製薬会社Allergen, Inc.はビマトプロストを「まつげ脱毛症(hypotrichosis)」の治療に応用できないか研究を開始しました。
Latisse(ラティッセ)
- 2008年、米食品医薬品局(FDA)はAllergen社の新薬Latisseをまつげ脱毛症の治療薬として承認しました。Latisseは「まつげの長さ、太さ、濃さを増加させ、目立たせる」効果があるとされています。
