乱視の人がコンタクトレンズを装着したらどうなる?
乱視とは?
乱視は、角膜や水晶体の形が球面ではなく楕円形になることで、光が網膜上で正確に焦点を結ばず、ぼやけた視界や眼精疲労、頭痛を引き起こす視覚異常です。遺伝や外傷、感染症による角膜瘢痕が原因となります。
乱視の矯正方法
乱視は眼鏡、コンタクトレンズ、屈折矯正手術(LASIK など)で矯正できます。最も手軽なのは処方眼鏡ですが、近年は乱視対応のハード・ソフトコンタクトレンズも広く利用されています。
ハードレンズ(ガス透過性)と乱視
硬質ガス透過性(GP)レンズは、レンズと角膜の間に薄い涙液層を作り、二次的なレンズ効果で不均一な角膜形状を補正します。重度の乱視の場合、ソフトレンズよりも鮮明な視界が得られることがあります。トーリックGPレンズは個々の眼形に合わせてカスタムフィットされ、快適さと視力矯正を両立します。
ソフトレンズと乱視
近年開発されたトーリックソフトレンズは、厚みの差でレンズの向きを固定し、乱視を補正します。使い捨てタイプが主流で、軽度から中等度の乱視に対してはハードレンズに匹敵する視力改善が期待できます。
レンズのケア方法
ハード・ソフトいずれのレンズでも、以下の点に注意してください。
- レンズを扱う前に石鹸で手を洗い、糸くずのないタオルでしっかり乾かす。
- 眼科医やコンタクトレンズ専門医の指示に従い、推奨された洗浄・保存液を使用する。
- 装着中に違和感や赤み、かすみが生じたら直ちに使用を中止し、医師に相談する。
