近視改善のための目のエクササイズ
近視(遠視)を改善できると謳うプログラムは多数ありますが、科学的根拠はありません。目の筋肉を動かすエクササイズは、近視の人の視力をわずかに改善する可能性があります。以下では、20世紀初頭の眼科医ウィリアム・ベイツの理論に基づく、手軽にできる3つの目の運動を紹介します。
パーミング(目を覆ってリラックス)
読書やパソコン作業などの近距離作業は近視の原因と考えられています。パーミングは、手のひらで目を覆い光を遮断し、目を休ませる方法です。目を開いたまま黒い闇に意識を向け、数分間深呼吸しながらリラックスします。1日1回、5分程度行いましょう。
サニング(光を利用したフォーカス訓練)
光の感覚が視力に影響するとするベイツの技法です。デスクライトを目の前に置き、目を閉じたままライトを点灯させます。光が目に当たらないように調整し、約10フィート(3メートル)先の想像上の点に意識を集中させます。頭を左右にゆっくり動かし、片方の目は光に、もう片方は影になるようにしながら、2〜3分続けます。終了後はパーミングで筋肉を刺激します。
ペンシル・プッシュアップ(近距離・遠距離交互トレーニング)
遠くの対象を見るときに起こりがちな目の疲労を防ぐエクササイズです。鉛筆を鼻先に近づけ、二重に見え始めたら止めます。頭の前に想像上の〇×〇のマスを描き、鉛筆を各マスに合わせて前後に動かし、目で追いながら行います。1日1回繰り返すだけで効果が期待できます。
