ドライアイの症状と対策・予防法
症状
目のかゆみや焼けるような感覚、異物感があることが典型的です。コンタクトレンズ装着時の違和感、視界のぼやけ、目の疲れ、光に対する過敏さも現れます。
原因と診断
涙の量が不足する、蒸発が早い、または涙の水分・粘液・油脂のバランスが崩れることが主な原因です。加齢に伴う涙腺機能低下や閉経後の女性に多く、抗ヒスタミン薬や経口避妊薬、風や乾燥した環境、飛行機内の乾燥空気、コンタクトレンズの使用も影響します。
対策
- 目をこすらないようにしましょう。刺激が増す恐れがあります。
- 潤いを補う人工涙液(潤滑点眼薬)を使用します。赤み止め成分が含まれる点眼薬は避けてください。
- 症状が重い場合は、医師の処方する抗生物質点眼薬やステロイド点眼薬で炎症を抑えます。
- 潤いを持続させる特殊コンタクトレンズや、涙道を閉じるプラグ(パンクチュアルプラグ)・熱線焼灼術などの手術も選択肢です。
- まぶたの形状異常が原因の場合は、眼科でのまぶた矯正手術が行われます。
予防
- 十分な水分補給を心がけ、1日2リットル程度の水を飲むようにします。
- オメガ3・オメガ6を豊富に含む食品(亜麻仁油、サーモン、タラ、イワシ、ニシン)を積極的に摂取します。
- タバコの煙を避け、風や乾燥した日にはサングラスや保護メガネを着用します。
- 室内の湿度を保つために加湿器を利用すると効果的です。
注意点
ドライアイは多くの場合自然な原因ですが、糖尿病、全身性エリテマトーデス(SLE)、関節リウマチなどの全身疾患のサインであることもあります。症状が続く場合は、専門医の診察を受けましょう。
