ドライアイによる痛みと対策
ドライアイは涙の量や質が不足し、目表面が乾燥して炎症を起こす慢性的な状態です。かゆみや燃えるような痛み、異物感が生じ、放置すると角膜炎や光過敏、視力低下につながります。
ドライアイの痛みの症状
乾燥感、かきむしるような感覚、焼けるような痛みが典型的です。涙層に異常があると、逆に水っぽい目になることもあります。角膜は全身で最も神経終末が密集しているため、痛みは非常に鋭く、朝起きたときに目に何か入っているような激しい痛みを感じることがあります。治療せずに放置すると角膜炎を起こし、光に対する感受性が高まり、視界がぼやけることがあります。
ドライアイの痛みの原因
涙の分泌が減少する、または蒸発が速くなることが主因です。加齢、ホルモンバランスの変化、抗アレルギー薬・降圧薬・経口避妊薬などの服用が影響します。乾燥・ほこり・風の強い環境やエアコンの使用も涙の蒸発を促進します。長時間のパソコン作業で瞬きが減少すると涙の供給が減り、乾燥が進行します。全身性の疾患(全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、ロザケア、シェーグレン症候群)も目と口の乾燥を引き起こします。
慢性ドライアイの痛み
症状が長期化すると痛みは強くなり、日常生活に支障をきたすことがあります。症状の悪化を防ぐために、点眼薬を冷蔵保存できる場合は冷やすと爽快感が増します(使用上の注意は必ず確認)。氷嚢や温湿布で目を冷やしたり温めたりすることも有効です。また、サングラスや保護メガネで風や紫外線を遮断すると、刺激を減らし痛みを軽減できます。
ドライアイの痛みと点眼薬
ドライアイが疑われる場合は、眼科・眼科医に相談し、夜間用リピッド潤滑剤や人工涙液(例:レスタシス点眼薬、キャスターオイル点眼薬)を処方してもらいましょう。キャスターオイル点眼薬は1日1〜4回、患眼に1滴ずつ使用します。適切に使用すれば数週間で不快感が軽減されます。カスタム製のキャスターオイル点眼薬は専門サイトでも入手可能です。
ドライアイの痛みと涙管インサート
人工涙液を頻繁に使用するのが負担になる場合、涙管に装着するインサート「ラクリサート」が有効です。潤滑剤が入った小さなチューブを涙管に挿入し、朝に装着すれば一日中自然な涙のように潤いが持続します。日中に徐々と溶けて涙の代わりとなり、症状緩和が期待できます。
