ホウ酸を使った目薬の家庭療法

ホウ酸は何世紀にもわたり、目の感染症の治療に用いられてきました。現在でも、バウシュ&ロンブなどの大手メーカーがホウ酸配合の眼科用液を販売しています。ホウ酸は細菌や真菌に対して軽度の防腐効果があり、適切に希釈すれば安全に目を洗浄できます。使用前には必ず医師や薬剤師に相談し、ホウ酸にアレルギーがある方は使用しないでください。

ホウ酸とは?

ホウ酸(別名:ホウ酸、ホウ酸ナトリウム)は、ホウ素、酸素、水素からなる自然界に存在する化合物です。乾燥した塩床や砂漠付近に多く見られ、結晶は白色・無臭・ほぼ無味で食塩に似ています。ベビーパウダーにも微量含まれます。1702年にウィルヘルム・ホムベルクが初めて人工的に結晶化し、以後、消毒剤や目薬として広く利用されるようになりました。

目薬としての使用方法

「酸」という名前からはイメージしにくいかもしれませんが、ホウ酸は目に使用できる唯一の弱酸です。目をやさしく洗浄するには、非常に薄い溶液にする必要があります。一般的には 1.9%〜2.5% の濃度(約 1/4 小さじのホウ酸を 1 パイント(約 473 ml)の水に溶かす)が推奨されます。作った溶液で目を数回洗い、炎症や刺激を和らげます。

結膜炎(ピンクアイ)への使用例

ピンクアイ(結膜炎)の治療には、ホウ酸 1 大さじを生理食塩水 4 oz(約 120 ml)に溶かした溶液を使用します。コンタクトレンズ用の洗眼液と同様の濃度で、1 日数回目を洗浄すれば症状緩和が期待できます。

ホウ酸の入手方法

ホウ酸はドラッグストア、Kmart、Walmart などで購入できます。既製の眼科用ホウ酸液も同様に店頭やオンラインで入手可能です。購入時は「眼科用(ophthalmic)」と明記された製品かどうか必ず確認してください。

その他の用途

目薬以外にも、ホウ酸は医薬品・化粧品の成分、難燃剤、耐熱ガラス、木材防腐剤、農薬として利用されています。最近では、ナノ粒子化したホウ酸をエンジンオイルに添加し、燃費向上や性能向上を狙う研究も進められています。

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