外斜視(エソトロピア)の診断方法

外斜視(エソトロピア)とは

エソトロピアは、片方の眼が前方を向き、もう片方の眼が鼻側に向く眼位のずれです。新生児の約4分の1が両眼が直線的に向いていない状態で生まれ、通常は出生後3か月以内に両眼が協調し、正常な位置に整います。

診断手順

  1. エソトロピアが病的状態であることを確認します。自己矯正しないケースや、むしろ症状が進行するケースがあります。乳児期エソトロピアは出生後6か月までに発症し、正期産児の約1%に見られます。診断が遅れることもあるため、早期の識別が重要です。

  2. 交互プリズムテストで眼の偏位角を測定します。偏位角が20プリズムジオプト以上は乳児期エソトロピアと診断されます。20〜40ジオプトの範囲では自然解消の可能性がありますが、40ジオプト超える場合は自然に治ることはほとんどありません。

  3. 弱視(アンビオピア)の有無を確認します。特に斜視側の眼で弱視が疑われる場合は、早期の治療介入が必要です。

  4. 他の眼運動異常(二眼視の障害、非等角性、暗点(スコトーマ)など)を検査します。生後2年以内にほぼ正常な眼位が得られた場合は、感覚・運動機能も正常である可能性が高いです。

  5. エソトロピアの基礎疾患を探ります。頭蓋顔面異常、神経学的疾患、眼部異常との関連が報告されており、他の疾患が原因であるケースもあります。

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