眼圧上昇(眼の高血圧)の原因とは?
眼圧が上昇する状態は「眼の高血圧(ocular hypertension)」と呼ばれ、症状が現れないことが多いです。放置すると緑内障へ進行し、視力低下や失明のリスクが高まります。以下は米国眼科学会、米国検眼士協会、国立眼研究所の情報を基にした、主な原因とリスク要因です。
眼の疾患
近視の方は正常視力の方より眼の高血圧を起こしやすいとされています。また、眼内の排液路が詰まったり腫瘍ができたりすると、眼圧が上がります。
家族歴
近親者に眼の高血圧や緑内障がいると、自身も発症しやすくなります。近視や糖尿病の家族歴もリスクを高めます。
外傷
頭部外傷や事故による眼の損傷は、排液システムを傷つけて眼圧上昇を招くことがあります。過去の眼手術による合併症も同様です。
基礎疾患
糖尿病患者は眼の高血圧になる確率が高く、低血圧や頻繁な偏頭痛も関与すると報告されています。
医療上の合併症
ステロイド系点眼薬や全身ステロイドは急激に眼圧を上げ、続発性緑内障を引き起こすことがあります。また、眼手術後の炎症やコンタクトレンズの長時間装着も眼圧上昇の原因です。
個人要因
アフリカ系アメリカ人は白人に比べ眼の高血圧が多く、年齢が40歳以上になるとリスクが上がります。
