視神経障害の症状
視神経は眼球の後部に位置し、網膜から脳へ信号を伝達します。この神経が炎症や損傷を受けると視力に影響が出ます。視神経障害は様々な疾患が原因となるため、基礎疾患の管理が視力低下予防の鍵です。
視力低下
視神経障害の最も典型的な症状は視力低下です。各眼にはそれぞれ視神経があり、脳へ向かう途中で2本の視神経は視交叉で交わります。視神経は左右に分岐し、4つの神経経路が形成されます。そのため、片側の視神経が損傷すると、視野全体に影響が出ます。
一側の視神経損傷
損傷が眼球と視交叉の間に限られる場合、片眼だけに視力低下が現れます。
視交叉部の損傷
視神経が視交叉で交わる部位が障害を受けると、外側(周辺)の視野が失われます。正面は見えるものの、側方の視野が欠損します。
脳に近い部位の損傷
視交叉から脳へ向かう途中で障害が起こると、両眼にわたって一部の視野が失われます。損傷位置により失われる視野の範囲が変わります。
その他の症状
- 眼球運動時の眼痛
- 色覚異常
- 重度の損傷では失明
原因
視神経障害の主な原因には、緑内障、高血圧、糖尿病、脳卒中後遺症が挙げられます。さらに、多発性硬化症、頭部外傷、眼窩骨折なども視神経を損傷させることがあります。
