概要
トラコマは、クラミジア・トラコマティス(Chlamydia trachomatis)によって引き起こされる慢性結膜炎です。感染によりまぶたが炎症を起こし、角膜や結膜に刺激や瘢痕が残ります。
原因と感染経路
主な感染経路は、感染した眼の分泌物との直接接触です。また、ハエなどの昆虫が分泌物を運ぶことで感染が広がることもあります。
影響と症状
繰り返し感染すると濾胞性結膜炎が進行し、角膜が永久的に損傷し失明に至ることがあります。主な症状は眼の分泌物、刺激感、眼痛、視力低下、光過敏(光嫌悪)です。
リスク要因
過密な居住環境、貧困、下水処理不良や水不足、ハエの多い環境はトラコマの発生リスクを高めます。特に幼児と女性に多く見られます。
予防と対策
衛生的な生活環境の整備と手洗いなどの衛生習慣の徹底が予防の鍵です。感染が疑われた場合は早期に治療を受け、不可逆的な眼の損傷を防ぎましょう。
