パーキンソン病がもたらす視力の変化
パーキンソン病は進行性で治療が難しい疾患です。運動機能の低下に加えて、エモリー大学の研究者らは視覚にも影響があることを明らかにしました。失明になるわけではありませんが、眼球運動の障害により視力に大きな変化が起こります。
ぼやけた視界
目が安定していることがはっきり見るために必要ですが、パーキンソン病では眼球が震えることがあります。その結果、焦点が前後に不規則にずれ、視界がぼやけます。
二重視
眼球の動きや追従がうまくいかないと、ひとつの対象が二つに見えることがあります。上下または左右に重なって見える二重視は、プリズムレンズを用いた処方で画像を合わせることができます。
目の不快感
眼輪筋が影響を受けるとまぶたの機能が低下し、ドライアイや砂が入ったような違和感、異物感が生じます。市販の人工涙液で一時的に緩和できますが、他の眼疾患の有無を確認するために眼科医の受診が望ましいです。
薬の副作用
パーキンソン病の治療薬も視力に変化を与えることがあります。新しい薬を服用し始めた際に視覚異常が現れたら、処方医に相談してください。
注意点
運動機能の低下に加えて視力の変化があると、転倒や怪我のリスクが高まります。視覚の変化や目の不快感がある場合は、速やかに医師または眼科医に相談しましょう。
