角膜擦傷(目のひっかき)に対する対処法

角膜擦傷(英語で corneal abrasion)は、角膜という薄い保護層が擦り減った状態です。角膜は瞳孔と虹彩を覆う組織で、傷がつくと痛みや灼熱感を伴います。砂粒や指でこすったり、コンタクトレンズの装着が原因で簡単にできてしまいます。早期に適切な処置を行わないと、症状が悪化する恐れがあります。

抗生物質点眼薬

  • 角膜擦傷が疑われる場合は、眼科医を受診してください。医師は染色液で傷の有無を確認し、必要に応じて抗生物質点眼薬を処方します。指示された回数(通常は1日2〜4回)を守り、処方された期間全て使用して感染を防ぎましょう。

鎮痛点眼薬

  • 医師がベノキシネートなどの鎮痛点眼薬を処方することがあります。これにより眼の痛みが緩和されます。痛みがなくなったら使用を中止できますが、使用頻度は医師の指示に従ってください。18歳未満、妊娠中、授乳中の方は必ず医師に伝えてください。

  • 市販の生理食塩水点眼薬は潤いを保つ目的には有効ですが、鎮痛効果はありません。

目を触らない

  • 最も重要なのは、傷ついた目を触らないことです。直感的に目をこすりたくなりますが、さらに傷を悪化させます。コンタクトレンズの使用は中止し、傷が完全に治るまで眼鏡に切り替えてください。コンタクトは擦れによって傷を刺激し、視力低下や回復期間の延長につながります。医師の指示に従い、清潔を保ちつつ目を休ませましょう。

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