エキソフォリア(外斜視)に効果的な目の運動
エキソフォリア(外斜視)は、両眼が同じ方向を見るべき位置から外側(耳側)へずれる傾向がある屈折異常です。視力矯正のために眼鏡に頼るだけでなく、目の筋肉を鍛えるエクササイズが有効とされています。
ベイツ法(Bates Method)
眼科講師ウィリアム・ベイツ博士は、眼鏡に依存すると目の調整力が低下すると考え、目の筋肉をトレーニングする「ベイツ法」を提唱しました。筋肉トレーニングと同様に、目を意識的に鍛えることで視力が改善するとされています。
- 屋外で約1マイル(1.5km)先まで見える場所を探し、遠くと近くの対象に交互に焦点を合わせます。まず3フィート(約1m)以内の対象にできるだけはっきりと焦点を合わせ、次に30フィート(約9m)先、500フィート(約150m)先、最後に遠くの対象に焦点を合わせます。このサイクルを1日2回、10〜15回繰り返します。
ベイツ法のバリエーション
- 数フィート前に想像上の立方体や球を置き、遠ざかる様子をイメージしながら焦点を保ちます。球が遠くへ行き小さくなるイメージ、再び手前に戻るイメージを10〜15回、1日2回行います。
カラー・デイ
- 1日1色を選び、日常の中でその色が目に入ったら意識的に見る練習をします。色をしっかりと認識することで視覚刺激を高めます。
パーミング
- テーブルに肘を置き、手のひらで目を覆い光を遮ります。完全な暗闇をイメージし、圧をかけずに目をリラックスさせます。1回10分、1日2回行います。
スイング
- 体を前後に揺らしながら、約10フィート(3m)先の対象に焦点を合わせます。揺れるたびにまばたきして目を潤し、左右に100回のスイングを1日1回行います。
トロンボーン体操
- 鼻先に小さな対象を置き、目で追い続けながら腕を前方に伸ばします。対象を見失わないようにし、ゆっくりと鼻先に戻す動作を10回、1日2回繰り返します。
まとめ
ベイツ法や上記の目のトレーニングは科学的根拠が議論されるものの、数分間の実践で目の疲れ軽減や調整力向上が期待できるため、試してみる価値はあります。
