フロリダ州サウスフロリダ大学眼科の緑内障レーザー治療
USF眼科(サウスフロリダ大学眼科)
USF眼科はフロリダ州タンパに位置し、1989年から高度な患者ケア、研究、教育の拠点として知られています。
選択的レーザートラベクルロプラスティ(SLT)
慢性または一次性開放隅角緑内障の治療に用いられます。眼の排水路に50〜100個の微小レーザースポットを照射し、過剰な房水(眼液)を除去して眼圧を下げます。SLTは特定の細胞だけを標的とし、周囲組織へのダメージは最小限です。
レーザー周辺虹彩切開術(LPI)
眼の解剖学的構造が狭角に近いリスクがある場合に予防的に行われます。虹彩と角膜の接合部(前房角)が閉塞すると房水がたまりやすくなるため、LPIは虹彩に小さな穴を開け、房水の流れを改善します。
破壊的サイクロフォトコアグュレーション
初期のレーザー排水治療や点眼薬が効果を示さない場合に実施されます。主な手法は次の通りです。
- YAGレーザー(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)を用いたサイクロフォトコアグュレーション:赤外線レーザーで眼内組織を破壊。
- ダイオードレーザー:白目(角膜)を通して組織の一部を損傷。
- 内視鏡レーザー:ファイバーオプティックデバイスで房水産生組織を除去。
虹彩形成術(Iridoplasty)
レーザー虹彩切開術後でも前房角が狭く、房水排出が不十分な場合に行われます。ソフトレーザーで虹彩を軽く焼灼し、角度を広げて排水を促進します。
リスク
最も一般的なリスクは炎症による眼圧の上昇です。ごく稀(1〜2%)に、レーザー手術後に白内障が進行するケースがあります。
メリット
主なメリットは眼圧の低下で、点眼薬だけでコントロールできるようになる患者が多い点です。手術後に薬物治療が不要になるケースもあります。
