緑内障の治療法と予防策
緑内障とは
緑内障は失明の主な原因のひとつで、実際には単一の病気ではなく、いくつかの状態を総称したものです。眼球内部の圧が上昇し、視神経が損傷することで視力が低下します。完全に治すことはできませんが、進行を抑える治療法はあります。早期の発見と予防が最も重要です。
緑内障の治療・管理ステップ
1. 定期的な眼科検診とスクリーニング
眼圧測定や視野検査を含む定期的な検診を受けましょう。早期に発見すれば、視力が永久に失われる前に適切な治療を開始できます。
2. 処方された点眼薬の使用
点眼薬は緑内障の進行を抑える主な手段です。ベータ遮断薬、アルファ作動薬、炭酸脱水酵素阻害薬、プロスタグランジン類似薬、縮瞳薬(ミオティック)やエピネフリン系薬など、さまざまな種類があります。医師の指示通りに正しく使用してください。
3. 経口薬の服用
アセタゾラミドやメタゾラミドといった内服薬が処方されることがあります。また、神経保護薬としてブリモニジンやメマンチンが使われ、視神経の損傷を防ぎます。
4. レーザー治療
眼圧を下げるためのレーザー手術は、診療室で30分未満で終了することが多いです。手術が成功すれば、点眼薬の使用を減らすことが可能です。
5. フィルタリング手術(緑内障手術)
点眼薬やレーザーで十分に眼圧がコントロールできない場合、外科的に眼の白い部分に開口部を作り、房水の流出を促進します。主に病院で行われます。
6. ドレナージインプラント手術
眼内にチューブを埋め込み、房水の排出を助けるインプラント手術です。高度な緑内障に対する最後の選択肢として用いられます。
