目の検査の種類と目的
眼科医(眼科医師)は、視力低下につながる可能性のある眼疾患をチェックします。近視、緑内障、色覚異常など、さまざまな目の問題を早期に発見するために、複数の検査が実施されます。未診断・未治療のまま放置すると、眼精疲労、頭痛、視界のぼやけ、最悪の場合は視力喪失につながります。
視力検査(Visual Acuity Test)
視力検査は眼科で最も一般的に行われる検査です。被検者は約20フィート(約6メートル)離れた視力表の前に立ち、眼鏡やコンタクトレンズは外した状態で、片目ずつ最小の文字行を読めるか確認します。結果は分数で示され、正常は 20/20 と表記されます。上の数字は検査時の距離、下の数字は正常視力の人が同じ文字を読める距離です。遠視、近視、乱視などの異常が疑われる場合は、矯正レンズや手術で改善が可能です。
視野検査(Visual Field Test)
視野検査は緑内障のスクリーニングに用いられます。眼圧が上昇し、視神経が損傷すると周辺視野が狭くなります。検査中、被検者は正面を見つめながら、側面や上下からの光点を感知したらボタンを押します。所要時間は約3分と短く、既に緑内障と診断されている場合は病状の進行度合いを評価できます。
色覚検査(Color Vision Test)
色覚検査は、被検者が色を正しく識別できるかを調べます。座位でカラードットのシンボルが描かれたプレートを見せ、片目ずつカバーしながらシンボルを答えさせます。プレートは顔から約14インチ(約35センチ)離して使用します。子どもから大人まで実施可能で、眼鏡の着用は許可されます。検査結果は、視神経の障害や色覚異常(例:青緑/赤緑の区別が困難なプロタノピア・デュテラノピア)を示すことがあります。完全色盲(アクロマトプシア)は灰色のみが見える状態です。現在のところ根本的な治療法はありませんが、明度差で色を区別できる人や、特定の色を強調する特殊眼鏡を使用することで、日常生活の支障を軽減できます。
