腫れたまつげの毛嚢(毛包)をどう対処すべきか?
症状とその他の原因
眼瞼炎(前眼瞼炎)は、まつげの根元にある油腺がうまく機能しないことで起こります。その結果、細菌が異常に増殖し、炎症やかゆみ、刺激感が生じます。主な症状は次のとおりです。
- まつげの腫れや毛嚢の膨らみ
- 赤く腫れたまぶた、かゆみ
- 目の充血や涙目、光過敏
- まぶたやまつげ周辺の皮膚のフケ、かさぶた
- まつげの抜け毛、目の中の砂粒感や灼熱感
原因は細菌感染だけでなく、脂漏性皮膚炎(フケ)、ロザケア、アレルギーなども関与します。
セルフケア
まずは毎日のまぶたとまつげの清潔を保つことが基本です。
- 温かいタオルやホットコンプレスを閉じた目に10分ほどあて、油腺をやわらかくします。
- ぬるま湯にベビーシャンプーを数滴混ぜ、清潔な布に染み込ませてまつげやまぶたのフケ・かさぶたを優しく拭き取ります。
- 汚れが頑固な場合は、まぶたを眼球から少し離し、同じ布でしっかりとこすります。
- 最後にぬるま湯で洗い流し、清潔なタオルで軽く拭いて乾かします。
この洗浄は1日1〜2回行い、症状が改善した後も維持のために続けましょう。眼瞼炎は慢性化しやすく、ケアをやめると再発しやすいです。頭皮にフケがある場合は、まぶたにもフケが潜んでいる可能性があるので、フケ用シャンプーで対策してください。ロザケアが疑われる場合は、皮膚科で適切な治療を受けましょう。
薬物療法と合併症
セルフケアだけで改善しない場合は、眼科医に相談してください。医師は次のような処方を行うことがあります。
- 抗菌軟膏やクリーム
- 症状が重いときは抗菌点眼薬
- 炎症が強い場合はステロイド点眼薬
治療が不十分だと、麦粒腫(痛みを伴う細菌性の腫れ)や慢性結膜炎、角膜損傷などの合併症を起こすことがあります。症状が続く場合は速やかに医師の診察を受けましょう。
