高屈折率レンズのデメリットと注意点

適応性

「Eyecare Professional Magazine」によると、処方度がそれほど強くない場合、高屈折率レンズと従来レンズの厚さや重さの差はほとんどありません。そのため、必要に応じて素材を選ぶことが重要です。ガラス製の高屈折率レンズは非常に割れやすく、子どもやスポーツをする人には不向きです。

アッベ数

ドイツの数学者・物理学者エルンスト・アッベは、レンズ素材によって色収差の程度が異なることを明らかにしました。アッベ数が高いほど色収差が少なく、視界がクリアになります。標準的なガラスレンズはアッベ数が高いですが、高屈折率レンズは一般にアッベ数が低く、色収差が大きくなる傾向があります。そのため、見た目は薄くても視力矯正性能は従来レンズに劣ることがあります。

反射防止コーティング

従来のレンズは入射光の約8%を反射しますが、高屈折率レンズは最大で約50%もの光を反射します。この高い反射率は目の疲れや夜間運転時の視認性低下につながります。反射防止(AR)コーティングを施すことでこれらの問題は軽減できますが、日常の摩耗でコーティングが劣化することもあります。

コスト

高屈折率レンズは屈折率が高いため製造コストが上がります。ポリカーボネートやTrivexといった素材は耐衝撃性に優れ、子どもやスポーツ愛好者に適していますが、アッベ数が低く、価格も高めです。

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