ドライアイの対処法と治療ガイド
ドライアイは、目の表面に十分な涙がなく、視界が曇りやすく、違和感を伴います。涙の分泌量が不足しているか、涙の質が低下していることが原因です。自宅でできる対策や、必要に応じて眼科医が提供する治療法があります。
自宅でできる対策
扇風機やヘアドライヤーなど、目に直接風が当たらないようにする。
目をこすらない。パソコン作業や読書中は意識的にまばたきを増やす。
たばこの煙など刺激物を避け、加湿器で室内の湿度を上げる。
風が強い日はサングラスや保護メガネを着用し、泳ぐときはゴーグルを使用する。
市販の人工涙液で定期的に目を潤す。
オメガ‑3脂肪酸を含む食品(魚油、亜麻仁油など)を摂取すると、ドライアイのリスクが低減する可能性がある。
医療機関での治療
シクロスポリン点眼薬は涙の分泌を促進し、炎症を抑える。
症状が強い場合はステロイド点眼薬が処方されることがある。
涙道を閉塞するパンクチュアルプラグ手術により、涙が排出されずに目表面に留まるようにする。
涙液を保持する特殊コンタクトレンズ(スフェリカルレンズ)を使用できる。
まばたきが不完全などの眼瞼異常が原因の場合、手術で改善することがある。
眼瞼炎(まぶたの縁の炎症)の場合、希釈したベビーシャンプーでの洗浄や抗生物質点眼が推奨される。
注意点
赤みを除去するタイプの潤滑点眼薬は、ドライアイの症状を悪化させることがあるため使用しない。
