まぶたの腫れの原因と対処法

まぶたの腫れは不快で、時には痛みを伴います。主な原因は感染、感染を引き起こす涙道の閉塞、またはアレルギー反応です。症状の程度や原因によっては、医師の診察が必要です。

涙嚢炎(ダクリオシスチティス)

涙嚢炎は、目の内側の鼻側にある涙嚢が閉塞し、細菌が増殖して感染を起こす状態です。乳児は涙嚢が詰まりやすく、よく発症します。症状は片側のまぶたが赤く腫れ、膿や涙が増えることです。

眼瞼炎(まぶた炎)

眼瞼炎は細菌・ウイルス感染、アレルギー反応、または原因不明で起こります。まぶたの縁が腫れ、赤くなり、涙が増え、異物感やかゆみを伴います。

血管性浮腫(アンジオエデマ)

血管性浮腫は皮膚のすぐ下の組織が腫れる状態で、遺伝性(HAE)と後天性(AAE)があります。目や唇が主に影響を受けますが、喉や手足にも現れることがあります。薬剤や食物へのアレルギーが主な引き金で、ナッツ、血圧薬、甲殻類、イブプロフェンなどが原因となります。

シャーガス病

シャーガス病は熱帯地域で見られる寄生虫感染症で、南米やメキシコ、中米、米国でも報告されています。トリアトミンバグによって人から人へ感染します。急性期(数週間〜数か月)と慢性期(生涯にわたる)に分かれ、急性期の特徴的な症状のひとつに「ロマーニャサイン」と呼ばれる、バグの糞が目に入ることでまぶたが腫れる現象があります。

麦粒腫(ものずり)

麦粒腫はまぶたの縁にできる赤い腫瘤で、まつげの根元(毛包)に細菌が感染して起こります。油腺が詰まり、痛みを伴う感染が生じます。主な症状はまぶたの腫れ、分泌物、涙、まぶたにできるかさぶたです。

症状が改善しない場合や痛みが強い場合は、早めに眼科医を受診してください。

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