白内障手術の概要と流れ
白内障が原因で視力が著しく低下した場合、眼科医は白内障手術を計画します。手術は外来で行われ、濁った水晶体を除去し、人工水晶体(IOL)を植え込むことで視力回復を目指します。
手術前の準備
手術前に眼科医は手術対象の眼を詳しく検査し、どのタイプの人工水晶体を植え込むか計画します。また、全身の健康状態を確認するための身体検査を受け、手術に適しているかを判断します。
手術当日
手術当日は、眼に点眼麻酔薬を投与し、眼球を清潔にした上で滅菌シートで覆います。入院は不要で、外来手術として行われます。
手術の流れ
小さな切開を眼球に入れ、超音波乳化装置などで濁った水晶体を粉砕・吸引して除去します。その後、選択した人工水晶体を眼内に挿入します。
術後のフォローアップ
手術後は保護シールドを装着し、抗炎症点眼薬や抗菌点眼薬を処方されます。術後1週間は激しい運動や重いものを持ち上げること、前屈や腰を曲げることは控えてください。
考えられる合併症
白内障手術後に緑内障が発症することがあります。また、稀に眼内感染(エンドophthalmitis)や網膜剥離といった重篤な合併症が起こることがあります。
