網膜色素変性症の定義・症状・対策

定義

光が眼に入ると、網膜という組織に投影されます。網膜には光と色を感知する杆体(ロッド)と錐体(コーン)が存在します。網膜色素変性症(Retinitis Pigmentosa)は、杆体が徐々に機能しなくなることで網膜が劣化し、光に対する感受性が高まる進行性の疾患です。感光性が増すと、目が灼熱感を伴うことがあります。

症状

遺伝子変異が原因と考えられ、発症は幼少期から中年期までさまざまです。主な症状は以下の通りです。

  • 周辺視野の狭窄(トンネルビジョン)
  • 光がちらつくように見える(光視症)
  • 色覚の低下や夜間視力の低下
  • 光への過敏性による灼熱感

屋外ではサングラスを着用し、光から網膜を保護することが推奨されます。

治療法

現在、根本的な治療法や完治は確立されていませんが、研究は進行中です。一部の患者ではビタミンAサプリメントが進行を遅らせる可能性があります。また、光過敏による灼熱感には、目薬や冷たい湿布の使用が有効とされています。

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