ドライアイ症候群の薬と治療法
ドライアイ症候群は、目の潤いが不足し、乾燥や不快感を引き起こす状態です。放置すると角膜炎などの炎症を招くことがありますが、適切な治療で症状は改善できます。
症状
- 目のかすみやチクチク感、乾燥感
- 異物感(何かが入っているように感じる)
- 刺激により涙が過剰に分泌され、涙が多くなることもあります
原因
- 加齢や更年期
- 風が強くほこりが多い環境
- 経口避妊薬、血圧降下薬、抗ヒスタミン薬、抗うつ薬などの副作用
- 全身疾患(全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、眼のロザケ)
- 長時間のコンタクトレンズ装着、エアコン使用、パソコン作業の長時間化
診断方法
症状がある場合は眼科医に相談しましょう。医師は「シミルテスト」と呼ばれる紙ストリップを下まぶたに当て、涙の分泌量を測定します。
治療法・薬剤
- 市販の人工涙液(赤み止めではなく「人工涙液」表記のもの)を使用
- 十分な水分補給と定期的な目の休息
- 症状が改善しない場合は、涙道に「パンクチュアルプラグ」を挿入し涙の排出を抑制
- 「ラクリサート」などの涙道内に留置する潤滑ジェル製剤
予防策
- 外出時はサングラスやUVカットの眼鏡を着用
- 室内のホコリを減らすために空気清浄機を使用
- 乾燥しやすい環境では加湿器を活用
- 生活習慣の見直し(長時間のPC作業の合間に目を休めるなど)
症状が軽減しない場合や不安があるときは、必ず専門医に相談してください。
