モーダルアイカラー(最頻眼色)とは?意味と決定要因を解説
モーダルアイカラーとは
モーダルアイカラー(modal eye colour)とは、ある集団の中で最も頻繁に見られる眼色のことです。たとえば、米国では茶色の眼が最も多く、米国のモーダルアイカラーは茶色と言えます。
眼色とメラニンの関係
眼色は虹彩に含まれるメラニンの量と分布で決まります。メラニンは皮膚や毛髪の色も決める色素で、メラニンが多いほど暗い眼色、少ないほど明るい眼色になります。
眼色を決める主な要因
眼色には遺伝的要因、民族的背景、環境要因(例:日照量)などが影響しますが、最も重要なのは遺伝です。
遺伝子と眼色
眼色に関わる遺伝子は染色体15に位置し、主に OCA2 と HERC2 の2つが関与しています。OCA2 はメラニン生成に必要なタンパク質をコードし、HERC2 は OCA2 の発現を調節します。
遺伝子変異と眼色のバリエーション
これら遺伝子のアレル(変異型)組み合わせにより眼色が決まります。例として:
- OCA2‑B(茶色アレル)を2つ持つ → 茶色の眼
- OCA2‑B と OCA2‑b(青色アレル)を各1つずつ持つ → ヘーゼルや緑色の眼
- OCA2‑b を2つ持つ → 青色の眼
民族・環境要因の影響
遺伝子だけでなく、民族的背景や生活環境も眼色に影響します。例:
- アフリカ系の人はメラニンが多く、暗い眼色が多い
- ヨーロッパ系の人はメラニンが比較的少なく、明るい眼色が多い
- 日照が強い地域に住む人は、紫外線から目を守るためにやや暗めの眼色になる傾向がある
まとめ
モーダルアイカラーは、遺伝子、民族、環境という複数の要因が組み合わさって決まる、特定集団で最も一般的な眼色です。米国では茶色が、ヨーロッパの一部では青色がモーダルアイカラーになることが多いです。
