緑内障の点眼薬の正しい使用方法

概要

緑内障は視神経が損傷し、眼圧上昇が主な原因となる疾患です。失明の主要因のひとつであり、高齢者や家族歴、糖尿病などの持病がある人はリスクが高くなります。早期に診断・治療すれば、さらなる視力低下を防げます。点眼薬は最も一般的な治療法の一つです。

必要なもの

  • 点眼薬
  • ティッシュ

使用前の確認事項

  1. 既往歴や他の薬との相互作用を必ず医師に伝える。点眼薬は眼の血管から血流に入るため、呼吸や心拍に影響を与えることがあります。
  2. 点眼薬の種類(β遮断薬、プロスタグランジン、α刺激薬、炭酸脱水酵素阻害薬、エピネフリンなど)を把握し、医師と相談して最適な薬を選んでもらう。
  3. 副作用(目の灼熱感、眼色の変化、心拍数の増減、かゆみ、散瞳、充血、まぶたの上昇、夜間視力低下など)について理解し、異常があればすぐに医師に相談する。

点眼手順

  1. 使用前に手をしっかり洗い、点眼瓶の先端が目やまぶたに触れないように注意する。
  2. 頭を後ろに傾け、座る・横になる・立つなど好きな姿勢で下まぶたを軽く引き下げ、薬がたまる「ポケット」を作る。
  3. 滴下したら、下まぶたをゆっくり戻し、目を軽く閉じる(強く閉じない)。
  4. 目頭を軽く押さえて約2分間薬が目に留まるようにし、余分な液はティッシュで優しく拭き取る。
  5. 医師の指示通りに投与間隔を守る。複数の点眼薬を使用する場合は、次の薬を滴下するまでに5分以上空け、投与記録を残すと忘れにくい。

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