コンタクトレンズ処方箋を眼鏡処方箋に変換する方法
はじめに
コンタクトレンズの処方箋は眼鏡の処方箋とは異なります。レンズのサイズや形状、そしてレンズと眼球との距離(頂点距離)の違いにより、記載される情報が異なるため、変換する前に違いを理解しておくことが重要です。
必要なもの
- ミリメートル単位の定規
変換手順
- レンズの度数を確認:コンタクトレンズの度数(ジオプター)は、遠視はプラス(例:+2.00)、近視はマイナス(例:-2.00)で表記されます。0.00 から 0.25 刻みで増減し、20.00 以上になることもあります。度数が±4.00 ジオプター以上の場合は、光学的な計算が必要です。
- 頂点距離の補正を医師に確認:コンタクトレンズは角膜に直接装着されますが、眼鏡は平均で約10 mm 離れた位置に置かれます。度数が±4.00 ジオプター以上の場合は、眼鏡用に頂点距離を考慮した補正が必要です。
- 瞳孔間距離(PD)を測定:被測定者に正面を見てもらい、定規の0 mm を右目の瞳孔中心に合わせます。
- 左目の瞳孔までの距離を読む:正面を見続けたまま、左目の瞳孔中心が定規上のどこに来るかを測ります。左右の瞳孔中心間の距離(PD)は一般的に56 mm〜68 mm です。この数値は眼鏡レンズの光学中心位置を決める際に必要です。
- 乱視(シリンダー)については変換しない:トーリックコンタクトレンズのシリンダー値は眼鏡用と異なるため、直接変換しません。乱視が強い場合は、元の屈折検査結果を参照するか、再検査が必要です。
- ベースカーブ・直径は無視:コンタクトレンズのベースカーブや直径は装着フィットのための情報であり、眼鏡処方には関係ありません。
