手術せずに眼の乱れ(斜視・弱視)を改善する方法

はじめに

脳と目は協調して視線を制御していますが、脳からの信号が目に正しく伝わらないと、目が「さまよう」状態になります。さまよう目は、弱視(アンビリオピア)や斜視として知られています。弱視は脳が片方の目を優先し、もう一方の目が十分な信号を受け取れずに左右にずれることが原因です。斜視は、対象物を見るときに目が外れた方向を向く状態です。どちらも視線が対象から外れるため、長期的な視力低下につながります。手術が必要なケースもありますが、非外科的な治療法でも改善が期待できます。

必要なもの

  • 眼鏡(度数矯正用)
  • アトロピン点眼薬または軟膏
  • アイパッチ

手術せずにさまよう目を改善するステップ

  1. 早期治療を開始する 診断がついたらできるだけ早く治療を始め、長期的な視力低下を防ぎます。手術以外の選択肢としては、矯正眼鏡、アイパッチ、点眼薬があります。
  2. 矯正眼鏡の使用を相談する 近視・遠視・乱視などの屈折異常が原因の場合、眼鏡やコンタクトレンズで視力を補正すると、弱視が改善することがあります。
  3. アイパッチで強い目を遮る 強い側の目にアイパッチを装着し、弱い目の使用を促します。脳は弱い目に対しても信号を送るようになり、機能が向上します。
  4. アトロピン点眼薬を使用する アトロピンの点眼薬や軟膏で強い目の視力を一時的にぼかし、弱い目を積極的に使わせることで、弱視の改善が期待できます。
  5. 眼筋トレーニング(オルトオプティクス)を受ける 斜視の治療に用いられる専門的な眼筋トレーニングです。眼科医や視能訓練士が指導し、眼筋を強化します。
  6. 視覚トレーニングで脳の制御を高める 眼筋トレーニングとは異なり、神経(脳からの信号)側の制御を鍛える方法です。視能訓練士が個別にプログラムを作成します。

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