ベータ遮断薬の緑内障治療への役割

米国で約400万人が緑内障を患っており、眼圧の上昇が視神経を損傷し失明につながります。治療の一つとして処方されるのがベータ遮断薬です。

作用機序

ベータ遮断薬は体内のアドレナリン(エピネフリン)の作用を抑制します。エピネフリンは房水(眼内の液体)の産生を促進するため、これを阻害することで房水の生成が減少します。

効果

房水の量が減少すると眼圧が低下し、緑内障による視神経のダメージを防止します。

種類

緑内障治療に用いられるベータ遮断薬は点眼薬が主流です。代表的な薬剤にはレボブノロール、チモロール、ベタキソロール、メチプラノロールがあります。

使用期間

ベータ遮断薬は根治薬ではなく、眼圧を管理するための薬です。そのため、症状が安定するまで長期、場合によっては生涯にわたって使用します。

副作用と注意点

ベータ遮断薬は呼吸困難、心拍数低下、低血圧、脱毛、勃起不全、倦怠感、うつ、記憶障害などの副作用が報告されています。喘息や慢性肺疾患、インスリン治療中の糖尿病患者は使用に注意が必要です。

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